9月の16日(日)は、私にとって年に一度のバスケットボールの日。
そして、彼に会える年に一度の日。
私にバスケットを勧めてくれた、
バスケ部の主将であった、
今は亡き友人・・・。
彼の死を知り、悶々としていたある日、
まるで彼がひき合わせてくれたかのような、
同じバスケ部の同級生との、
電車の中での偶然の再開。
大好きだったけれど、
得意だったけれど、
家庭の事情、すれ違い、いろんな理由でとうとうバスケットをする機会に恵まれなかった。
それが社会人になって、
それも40歳すぎて、
彼が愛したバスケ部の面々に交じってのゲーム。
いつも見守ってくれる、彼のご両親。
高校時代には手にできなかった、真新しいバッシュ。
その日を前にしたランニング。
全巻そろえた「スラムダンク」。
すべてがこの日のための宝物。
「センターがおらんけん、バスケ部に入ってくれんや?」
25年前、大学生だった私に、
もうプレーヤーではなかった彼がくれた最後の言葉。
日曜日はそのセンターのポジションで、
みんなの足手まといにならぬように・・・
「走ります。」
長崎情報 -地域生活ブログ村 <= ポチッとして頂ければこのうえない喜びでございます
.
この記事へのコメントはありません。