#長崎県

出会い

連休の二日間、長崎に行ってきました。
目的は、郷土史研究家の「岩永 弘」さんに会うためです。

実は、先月、長崎に行った際(銅八銭のトルコライスの日)、
好文堂書店に寄り、ある本を衝動買いしたのですが
その著者が岩永さんだったのです。

それは、私が生まれ育った「小島」について書かれています。
内容は、まさに青天の霹靂とでも言いましょうか、
今まで全く知らなかった、地元の歴史がそこにありました。

更に、見覚えのある、小学校の古ぼけた集合写真。

「この写真見たことある」

私の叔父(終戦の前年にマレー沖で戦死)が写っている写真。
さっそく、写真を探し出し、較べ見ると、やはり同じもの。
そう。氏と叔父は同級生だったのです。

私は居ても立ってもいられなくなり、
話を聞かせていただきたく、
思わず、氏に手紙を書きました。

氏は快く応諾してくださり、
この度、氏の自宅にお伺いすることができたのです。

突然の申し出にも拘わらず、また、
どこの馬の骨ともわからぬ男を
微笑みながら迎え入れてくださり、奥様も交えて
長崎の昔話に、時間はあっという間に過ぎました。

肝心の叔父のことは、詳しい記憶はないとのことでしたが
戦死した話をした時、
「自分は仙台の飛行学校にいたもんなあ」
と、その日唯一、さびしげな表情をされたのが印象的でした。

また、今はブログという便利なものがありますよ、と
ネットの話をした際に、
これからは、あなたが情報発信してください、と
貴重な資料までいただいたのです。

ずっとお話をしていたい気持ちを抑えつつ、
後ろ髪をひかれながらお暇しました。

そして、その足で、自分の生まれ育った土地を
氏の本に従って、まんべんなく歩き回り、
写真に収めたことは、言うまでもありません。

記事のご報告は、いずれ・・・。

ますます、長崎が好きになりました。

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