#長崎県

素敵な長崎弁—「へきのこった」

昨年末、長崎の親戚の家で久しぶりにもちつきをした。

3臼ついたところで、腰を伸ばしながら、おもわず

「あーた、へきの凝ったよ! 」って口からでた。
          
すると、周りの親戚から

「あらー、めずらしさ。今どき、へきの凝ったげなばい

と笑われてしまった。

もう、古い長崎のじげもんでも使わなくなってしまったのでしょうね。

そう言えば、昔、親父がよくこの言葉を使ってた頃、

へきってどこね?」

と聞いたことがある。

その時のことは、今でもはっきり覚えているが、

どうみても腰の辺りが痛いことを指しているのだが、

「腰の痛かときは、腰の痛かって言うさ。へきへきたい」

と、腰のやや上のあたりを手で押さえながら言っていた。

私は、へきとは、「肩甲骨と腰の間、いわゆる背筋の中部」であると定義しています。

そんな偉そうに言うほどのもんじゃないって?(笑)

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