昨日は、朝から広島出張でした。
今まで、幾度となく新幹線で素通りしていましたが、この地に降り立ったのは今回が初めてでした。
広島というと、同じ被爆地の出身者としては、是非、一度は訪れたい場所。
まあ、なにはともあれ仕事でやって来たわけですから、
とりあえず会社を目指します。
広島に着いたのは、ちょうど正午前。
っていうか、その時間に着くようにセッティングしたんですけどねw
まずは腹ごしらえ。
JR広島駅から徒歩で7、8分のところにあるお好み焼き屋「よっちゃん」へとやってきました。
注文したのは、肉玉の麺はダブル。縮れた細めんの食感が最高でした。
その後、午後からの仕事を早めに切り上げて、
かねてからの念願であった、「原爆ドーム」と「平和記念資料館」に行ってきました。
国道側から見たドームです。
「~永久に保存する。」・・・不変の決意が読み取れます。
レンガに上塗りされたモルタルが剥げ落ちた、生々しい外観です。
元々はこういう建物でした。正しくは「広島県物産陳列館」という名前です。
やはり、こういうものは現地現物で見ないと、本当の惨状は伝わってこないですね。
長崎に現存しているものを上回る迫力が感じられました。
ここから徒歩で2,3分のところに「平和記念資料館」があります。
閉館は18:00でしたので、急いで行ってきました。
被爆以前とその後の比較模型。
やはり、街の中心部ということで、その被害の大きさが目をひきます。
左は、亡くなられた方が大事に抱えていた、炭化したお弁当です。お母様が見つけられたそうです。
このお弁当をみた瞬間に涙が出てきました。
右は、この場所に腰掛けていた方の影が残ったものです。
「やはり、来てよかった。」
天気はあいにくの空模様でしたが、ずぶ濡れになっても
それだけの価値ある場所でした。
この後、路面電車に乗って、駅の方に戻り、夕食をご馳走になりました。
お腹もいっぱいになり、さあ、あとは帰るだけ、っと思っていたのですが、
先ほど見た、被爆資料の数々への想いが抑えきれません。
ついつい、会社の先輩に
「どうしても、さだまさしの『広島の空』を歌わんば帰れません!」
と駄々をこねて、二次会へ。
ここは、夜の街、流川(ながれかわ)。
熱唱のあげく、時計を見れば、もう翌日。
とうとう広島に一泊してしまいました。
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