さあ、ぼちぼち周りも明るくなってきて、景色も赤から青色に変わってきました。
軽めの朝食を摂って、さあ出発です。
雲海もさっきまでと違って明るくなりました。
明るくなってくると、山々の紅葉も目に見えるようになってきます。
由布岳もまだ、すっぽり隠れていますね。
眼下に、坊がつるが見えます。
昔、ここでキャンプしたなあ。思えば、あれが、山を好きになったきっかけでした。
思わず、♪ひ~と、み~な、花に~酔うと~き~も~♪
と「坊がつる賛歌」が口をついて出てきましたw
これから、御鉢と呼ばれる、すり鉢状の地形の東側から反時計廻りに歩いて北峰の頂上を目指します。
その途中で見えてくる紅葉が楽しみです。
おおー、結構、まだまだ紅葉が残ってました。
ここは御鉢の北東側の斜面ですが、午前中唯一、光が射した場所でした。
これが御鉢の底。もともとは噴火口だったところです。
なぜか、一番平らなところには木が生えてませんね。
反対側の斜面にも紅葉が・・・。
そして、北峰の山頂に到着しました。
時計をみると、ちょうど9時。
大曲出発から、5時間半が経過していました。
朝陽を撮るのに2時間弱を費やしたとはいえ、一日に二つの山頂を極め、
きれいな紅葉も見ることができて充実感でいっぱいです。
10分ほど休憩して、さあ、後は帰るばかり。
この時間だと、11時過ぎには下山できるから、温泉でも入ってのんびり昼食でも食べるか・・・。
と、ひとり思いにふけっていると、先輩が、
「この御鉢の向こう側に大鍋というもっと大きな窪地があるんだけど」だって。
まあ、巻いて帰るぶんには大したことないか、って思い
ついて行くことにした。
確かに、この辺りまで元気ではあった。
元気では・・・。
次回、感動のゴールへ・・・つづく。
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