先日の平治岳への山行。
急な上り道の途中、坂の下から、苔むした切り株からきれいな花が咲いているのが見えた。
これは絶好の被写体だ!と夢中でシャッターを押した。
ひとしきり撮り終えた後、
その切り株の横を通り過ぎようとしたとき目に入ったのは、
切り株に自生した花ではなく、
誰かが、
切り株の上にそっと置いた、藤の花だった。
「なあ~んだ」とガッカリした反面、
とても優しい気持ちになれたのは、なぜ?
急勾配の山道に疲れていたから?
いやいや、
それぐらい、
美しかったのです・・・。
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