アウトドア

40年ぶりの阿蘇「高岳」

今回の連休は、1泊2日で「木曽御嶽山」か、もしくは日帰りで「大台ケ原」に行くつもり
だったのですが、折からの台風の影響で関西以北は悪天候の見込み。

ということで、急遽、福岡へと帰ってきました。

こちらは、台風の影響か、時折強風が吹くぐらいで三日ともまずまずの天気。

それならば、どっか遠出しようということになり、阿蘇へでも行くか!と(^^ゞ
どうせ阿蘇に行くならば、軽く山登りでも、ということで、阿蘇高岳に決定。

連休と言うことで人出も多いだろうと、朝4:30に目覚ましをセットしたのですが、
なぜか床を離れたのが7:30。

疲れてたのか、なかなか起き上がれず、予定を3時間もオーバーし、登山口である「仙酔峡」ロープ
ウェイ乗り場駐車場に到着したのが10:30でした。

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山頂を見上げると、どんよりと厚いガスに覆われています。

実は、カミさんも久しぶりの山行なので、登ることにはあまり乗り気ではなく、
ロープウェイで先乗りして、一緒に下山しようという計画を立てていたのですが、
どうも様子が変なので、売店のおばちゃんに尋ねたら、
「もう2年前に止まったまんまよ~、はっはっはっ!」
と豪快に笑い飛ばされてしまいましたw

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11時ちょうどに出発。

途中まではルークも一緒です(^^)v

久しぶりの山道に、とても嬉しそうで、以前のように私とカミさんの間隔が離れすぎないよう
調整しながらの山行を楽しんでました。

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でも、一緒に登れるのはここまで。

ここからは溶岩路特有の悪路で、ワンコにはちょっと無理。

残念そうなルークの表情に後ろ髪を引かれながら、単独、山頂を目指します!

(この写真で石ころに見えるのは、浮石ではなく、このまま溶岩が固まったものでとっても歩きにくいんです)

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吹きすさぶ強風の中、快調に高度を上げていきます(*^^)v

この山は、台風の影響がなくても風の強い場所として有名です。

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途中、4,5組のパーティを追い越していくと、
やがて、足元が山頂近くであることを示す赤い土に変わりました。

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コースタイムは85分とありましたが、休憩なしで、およそ一時間で稜線に出ました。

でもご覧のとおり、周りはなんにも見えません(T_T)

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とりあえず「高岳」山頂を目指した稜線歩きです。

天気がいいと気持ちのいい道なんですけどね~(^_^;

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そして12時ちょい過ぎに「高岳」山頂に到着(^_-)-☆

例によってTシャツ一枚で登ってたのですが、さすがにこの日は強風とガスで肌寒く、
ヤッケの上着を着ていたものの、それでもかなりの強風に、さっさと行動することにしました。

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稜線上には、こういう案内板があってとっても便利です。

んで、矢印にそって歩いていると、次の目的地「中岳」ではなくて「月見小屋」へ。

あれっ?

と思って、視界の悪いガスの中、道を探していると反対方向にきていることが判明。

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慌てて、正しい道の方に修正です(^_^;ホッ
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強風は相変わらずで、ガスのために視界もよくなりません。
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写真ではよくわかりませんが、正面の尾根の右下から吹く強風にのって、ガスがどんどんやって
来る中を歩きます。
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んで、

途中、かなり回り道をしたので、「中岳」山頂についたのは12:54。

随分と時間をロスしてしまいました(>_<)
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ここから先は要注意!

今日はいつもどおり「仙酔峡」側からの風なので問題ないですが、
これが反対側からの風に変わると、火口からの亜硫酸ガスで危険地帯に変わります。

一応、念のため鼻を利かして確認(^^)v
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足早に通り抜けると、
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正面に下山路が見えてきました。

道の所々に見える白いポイントが「避難壕」です。
そして・・・
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(大きくしてみてね!)

大迫力の中岳火口群が見えてきました!

本物の活火山は、やはりスゴイ迫力です(@_@)
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どんどん火口側に近づいて行きます!
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やはり阿蘇はすごいですね~
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他の百名山に比べると、短時間で登れますが、
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外輪山に囲まれた、こんな豪快な景色を見れるのはここを置いてほかにありません!

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噴煙やまない火口を堪能した後は、整備された観察路を下るのみ。

多分、以前来た子供の頃はここを登ったんでしょうね。
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先ほど、中岳頂上から見えた「避難壕」です。

火山弾が飛んでくるときは、ここに逃げ込みます!
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廃墟と化したロープウェイ乗り場。

動いてたら、カミさんも来たのになあ(*^。^*)
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振り返ると、山頂は相変わらずのガスだらけですが、
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仙酔峡」登山口方面は快晴!

こちらからの風景も最高です!

と、雄大な景色を眺めながら下っていると・・・
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なにやら見慣れた人影が!
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そう、カミさんとルークが反対側の下山口から登ってきてたのです!
ニコニコ顔のルークに出迎えてもらうと、嬉しさ百倍ですね(^_-)-☆
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あとはみんなで仲良く一緒に下山。

予定より100分も早い、13:50に無事駐車場へ帰り着きました!
いやあ、

北アルプスもいいけど、九州の山は本当に気持ちいいですねえ!
.

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