旧街道思い出散歩⑥—「上小島３丁目～桜木町」

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旧街道思い出散歩⑥—「上小島３丁目～桜木町」

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2014.08.15

旧街道思い出散歩⑥—「上小島３丁目～桜木町」

前回更新から、随分とサボってしまいました(^_^;

今も元気で頑張ってくださってる松尾酒店と、もう駐車場になってしまったＩ永八百屋さんらが
軒を並べていた場所から、更に前方を見ると、これまた懐かしい建物が見えてきます。

私らが、まだ小学生の頃に、しょっちゅうお邪魔してた、駄菓子屋さん兼お好み焼き屋さんです！

目元涼しい、きれいなオカミさん風のおばさんが経営していた店。
（多分、若い頃はかなり浮名を流したかたじゃないかなあ、とお見受けしとります(^。^)）

当時、
まだ、三景台スカイランドが潰れる前後だったと思いますが、
ちょうど、その三景台の裏手にあたる、長崎女子短大の道路を挟んだ対面あたりから、谷の方に
降りて行った場所に、我々が「木場川」と呼んでいた、きれいな川がありました。

ここで、日がな泳いだり、魚を釣ったりして遊んでいたのですが、
その際の釣り道具やお菓子を仕入れてたのが、このお店。

たっぷり遊んだ帰りには、またここに寄って、お好み焼きを食べてたのが、つい昨日のことの様に
想い出されます。

最初はとっつきにくい感じのおばちゃんでしたが、常連になると、
お好み焼きを大盛りにしてくれたり、
高校生になった自分たちに、気軽に声をかけてくれたりしてました(#^.^#)

まだ、お元気でいらっしゃるのでしょうか？

ここは、本当に思い出の深い場所です。

そこから、少し上ったところにあった美容院も今は閉店。

そして、おお～っと懐かしい！

takeppeの、幼稚園時代からの友人宅に到着です。
右手の坂は、まっすぐ南高校に続く道。左手は白糸公園に降りる道です。

この友人宅の２階には、その昔、若かりし頃の「前川清」が下宿していて、
ヒマがあればドラムを叩いていたとのこと。
まだ、クールファイブとして、長崎の「銀馬車」で歌い始めた頃のお話です(#^.^#)

左手のシャッターがおりてる家も、昔の駄菓子屋さん。

ここは、年中金魚すくいができる店でもあったのですが、
何と言っても、ここは、コマ回しの「コマ」を売っていたので、実家からよくここまで
買いにきてました。
当時は、南高や小島中の生徒がたむろしていて、子供の自分には結構、怖かったイメージが
ありますねｗ

そのすぐ上は、今では小島三丁目の公民館。

その前の立派な邸宅だったところは、デイケア「桜木の里」になっていました。

このあたりが、アノ「桜木町」です(^_-)-☆

前回説明しましたが、この小島の旧街道は、大正時代からの桜の名所で有名なところ。
それにちなんで、昭和４８年、上小島と愛宕町、田上町の一部が合併して、この「桜木町」が
誕生したのです。

ちなみに、この桜木町が誕生した頃、現在の上小島二丁目あたり（通称　「中ノ切」）も、
町の改名運動があったようで、
当時「桃源町」とする案がありました。

ウチの父親などは、この辺は桜の名所であって、桃の花は関係ない！
とか言って反対してましたが、
これも私の書庫「小島の里」で述べたように、
現在のスーパー「エレナ」（昔の第一ボール跡）から、白糸一帯にかけては「花屋敷」と呼ばれる
料亭（百花園）や個人の別邸などがあり、小島小校歌にも歌われた「小桃源」の里であったことから、
あながちヘンな話じゃなかったことがわかった現在、少々、惜しい気がしてますｗ

「桃源町」って町名、そうそうないですよね(*^。^*)