アルプス遠征

憧れのスイスへ(5) — Silberhochzeit-Jahrestag

【第6日目】

スイス観光としては最終日の今日。

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Victoria Lauberhorn ホテルから望む朝焼けを堪能し、

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ヴェンゲンの街に別れを告げ、

いよいよ最後の名峰ユングフラウに逢いに行きます!
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ヴェンゲン駅を出発し、クライネ・シャイデック駅からユングフラウ登山鉄道に乗り換え、

ヨーロッパ最高地点にある駅 ユングフラフヨッホへ。

全線開通まで16年の歳月を費やし1912年の開通以来、沢山の観光客を集めています。

途中、

アイガークレッチャー駅で一休み。

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ここから見える山々に絶句&感動!
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標高4,158mのユングフラウ!!!
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右がユングフラウ、左が標高4,107mのメンヒ!
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あのアイガー北壁が目の前に!(@_@)

もう、

なんも言えねえ~状態が続きます(*^^)v
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これから目指す目的地ユングフラウヨッホのスフィンクス展望台が見えます!

撮影も終り、

ここからはアイガーの中をくり抜いて造ったトンネルの中を通り、

先ほど見えたスフィンクス展望台まで上がって行きます!

いわば地下鉄みたいなもん?

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(ね!地下鉄でしょ?w)
途中停車するアイガーヴァント駅では、アイガー北壁に造られた窓から眺望を楽しむと同時に、

オーバーハングしたアイガー北壁と

クライマーがとりつけたハーケンを目の前に見ることができました!

これを見た途端、

自分が今までやってきたのは、単なる山歩きで

これが本物の登山であり、クライマーがなせる業であることを再認識した次第です(^_^;
そうこうしてるうちに標高3,454mに位置する、

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ユングフラウヨッホに到着!

前日に引き続いて足元がフラフラします(・・;
ゆっくり息を整えて施設の中を見学。
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アイスパレスといって、

氷河を約30mの深さまで彫ってつくった氷の宮殿!

上下左右がすべて氷の世界!

なんでも、年間約5センチほど移動しているので、手すりなどの補助設備も

それに合わせてメンテが必要だとか・・・(?_?)
この他にもいろんなアトラクションが満載の施設を通り抜け、

いよいよ高速エレベーターを使ってスフィンクス展望台に上がります!

約25秒が待ち遠しい!(^_-)-☆
そして、そこで待っていたものは・・・

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約23㎞に渡って広がる、アレッチ氷河の絶景!!!!!!
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ユングフラウは、もうすぐそこ!
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メンヒも!(^_-)-☆
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そして展望台の最後は、「プラトーテラス」といって万年雪の上を歩けるテラス!

ここはヨーロッパの分水嶺で、クライネ・シャイデック側の雪は北海へ、

アレッチ氷河側の雪は地中海へと注ぐそうですよ(^_-)-☆
さあ、

この後は、アイガークレッシャー駅まで列車で降りて、そこからクライネ・シャイデック駅まで

のハイキング!
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もう、見飽きるぐらいに眺めたアイガーの雄姿!
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雄大な景色を眺めながらのハイキングは、もう最高の気分!
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やっぱり自分の足で歩かなくちゃ!(^_-)-☆
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列車の赤が周囲と絶妙のマッチング!
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スイスにもオキナグサがあるんですね~(*^。^*)
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ハイキングの終点、クライネ・シャイデック駅には

あの山岳小説の騎手、新田次郎のお墓があります。

山が大好きだった故人のために、

ユングフラウ、メンヒ、アイガーの三山が見える絶好の位置に、

奥様が設置したそうです。

南無・・・
さて、

雄大な景色を心行くまで堪能した後は、ルツェルンまで足を延ばし、

市内観光です。
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屋根付き木橋八角塔で有名な「カペル橋」。

全長204mの木橋は、湖からの敵の侵入を監視する巡視路として架けられたそうです。

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川べりのテラスでは優雅に夕食タイム!
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橋の反対側から・・・
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最後は、「ライオン記念碑」へ。

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スイスは中立国としての宣言をする以前から中立的な立場にあったそうですが、

生活のために他国で戦う傭兵が多数存在したそうです。

ここは、

フランス革命で亡くなった786人のスイス人傭兵を弔うために、

勇敢な彼らを、心臓を矢で貫かれた瀕死のライオンになぞらえて慰霊したとか・・・。
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さあ、

これですべての観光を終了!

明日は移動するだけの一日です。

素晴らしく、かつ天候に恵まれた実質6日間は最高の休日となりました!
最後は珍しく、カミさんもビールで乾杯!

ありがとう!!

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