2日目は標高1,984mの月山登山を予定していたものの、未明からの雨、それも普通に視界がきかないぐらいの大雨だったので、予定通り5時過ぎに起床したものの敢え無く断念(>_<)
それでもギリギリまで悩んだのは、
月山を三日目最終日に順延すると、帰りの便(14:50発)にギリギリ間に合うかどうかのタイミングとなり、この時点で次の便に変更を試みるも、結果は満席。
月山はカミさんの頑張りに期待するしかなく(最悪はカミさんのみ登頂手前で引き返すことも視野に入れ)、その前提での苦渋の決断だったのです(;^ω^)
ということで、この日はバスでも行ける「湯殿山」に決定!
目指すは、上り口となる「湯殿山レストハウス」。
豪雨の中の視界のきかない高速道路と、有料道路とは名ばかりの、離合すら難しいワインディングロードを経由しての往路約1時間です(;^ω^)
10時前にレストハウス前の駐車場に到着。
あまりの強い雨に、クルマの中から撮影です(;^ω^)
ここで「湯殿山」について説明します(それぐらいスゴイところでした!)(^^♪
まずはおさらい。
「開山千四百年の月山・羽黒山・湯殿山を巡る「生まれかわりの旅」は、江戸時代に「出羽三山詣」として庶民に流行しました。
参拝者は山菜の「精進料理」を食べて入山し、下山後は三山ゆかりの温泉につかって俗世に戻り、地酒や旬の食材、
海の幸で今を楽しむ「精進落とし」の流儀を楽しみました。」
「出羽三山の一つである湯殿山は生まれかわりを祈る未来の山とされて崇められてきました。
中腹にある湯殿山神社は「語るなかれ」「聞くなかれ」といわれ、本宮は撮影禁止、裸足で参拝する神秘的な場所」
です(@_@)(by つるおか観光ナビ)
バスに乗り込む時間になっても豪雨は弱まる気配はなく、変更した予定通りバスに乗り込みます。
昨日の反省から、30分前には列に並び、無事座ることができました。
程なく、参拝バス終点に到着。
ここから先は撮影禁止なので写真はありません(-_-;)スミマセン
雨に打たれながら歩くこと約10分。「お祓い所」に着きます。
この写真は「出羽三山神社 公式HP」からいただきました。
奥に見えている屋根付きの小屋で、まず靴と靴下を脱ぎ裸足になります。
そして「お祓い」を受けてのち、紙の人型で全身を撫でたのち、足元の水に流すと、いよいよご神体の方へ向かいます。
写真で言うと、手前左の丸い岩を登っていくことになります(裸足ですよw)
なんと、
この岩を伝わって流れてくるのは温泉の温かい湯です(@_@)
ここで、もう一度公式HPに記載されている説明文を載せておきます。
「三山が神仏習合であった時代、三山を抖擻(とそう)する修行を「三関三渡」といった。
羽黒山は観音菩薩(現在)、月山は阿弥陀如来(過去)、葉山や薬師岳は薬師如来(未来)とされ、
それらの加護と導きにより現在・過去・未来の三関を乗り越え、湯殿山の大日如来(三関を超越した世界)の宝窟に安住し、
即身成仏(生きたまま悟りを開く)の妙果を得るというものである。
裸足になってご神体に登拝するのは、大日如来と一体になって感得することである。
また湯殿山は神の世界ゆえ、古来より人工は許されず社殿を設けないのである」
そういうことなんです(*’ω’*)
そして、ずぶ濡れの中、ご神体に参拝です。
これまで味わったことのない、崇高な精神状態での参拝となりました。
で、ご神体は何だったかって?
それは「語るなかれ」(^_-)-☆
無事、バス停に戻ってきました。
生まれ変われたかな?
で、この日はこれで終わり。
このあと、この日の宿である「志津温泉 つたや」に到着。
美味しい夕食をいただきました!
山菜にあゆ、山形名物の「芋煮」に「山形牛」。最後の「あけびの天ぷら」は絶品でした!
さあ、明日はいよいよ月山です!
晴れるかなあ・・・(*´з`)
すごい経験になりましたね
その場に居るかのような
流れる言の葉と写真に
ブログの良さを再確認。
『語るなかれ』で締めるたけっぺ節に脱帽です(〃艸〃)♡
染みる様なコメントに感激です!
ブログって、やっぱ良いですよね(o^^o)
御神体、今度教えてあげるね☆〜(ゝ。∂)