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メリー、ありがとう

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6年前のクリスマスイブに我が家にやってきたメリー。

まだ、羽もそろっていない赤ちゃんだったメリーに、家族みんなで餌をあげたよね。

気が強くて、なんにでも物怖じしなかったメリー。

誰にでも懐いて、人気者だったメリー。

でも、餌をかえる時だけ手におもいっきりかみついて、家族みんなキズだらけだったんだよ。

ルークも鼻をかまれてから、君に近づかなかっただろう?

メリーはケンちゃんとの間に、3羽の子供をもうけ、立派に育て上げたよね。

でも、カゴから出すと私の後ばかりついてきたね。

その度にケンちゃんが一生懸命呼んでたの、気付いてた?

メリーちゃん!って呼ぶと、いつも「ピヨッ」って返事してくれたよね。

私が「ただいま」って帰ってくると、いつも真っ先に返事して迎えてくれたよね。
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黄色いブランコが大好きで、いつも自分で元気に漕いでたね。

そんな君が、11月くらいから元気がなくなって、家族みんなで心配してたんだ。

足をねんざした時も、お尻が裂けた時も、その度に元気になってきたメリー。

お尻の縫合糸を自分で抜糸して、エリザベスカラーを付けられたのが昨日のことのよう。

でも、今回はダメだった。

君はその名前のとおり、クリスマスの夜に逝ったんだね。

もっと、もっと、いっぱい遊んであげればよかったね。

私たちはその最期を看取ってやれなかったけど、でも、君の子供達が見守っててくれたんだね。

昨日の夜は、普段愛想の悪いウチの次男坊が、君の亡骸を枕元において見つめながら眠ったみたいだよ。

メリー、この家は君との思い出に溢れてるよ。

メリー、沢山の思い出をありがとう。

メリー、沢山の笑顔をありがとう。
悲しいけれど「さようなら」です。

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メリーの子供達はみんな元気だからね。

これからは天国のケンちゃんと仲良くね。

本当にありがとう。

バイバイ。

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