昆虫

ジョウカイボンとコメツキムシ

先日、おもしろいツーショットを見つけた。
(と、いってもおもしろいと思うのは私ぐらいなんだろうけどw)

イメージ 1

左がジョウカイボン。 右がコメツキムシである。

ジョウカイボンとは漢字で「浄海坊」と書く。

そう、熱病に侵されて死んだ平清盛法名である。

では、なぜ平清盛なのか?

多少、こじつけ臭いが、
→ 熱病は熱い。 
→ 熱いは火傷。 
→ 火傷のような水ぶくれができる毒素にカンタリジンというのがある。
→ このカンタリジンをもつ虫がジョウカイボン。
→ しかし、実はカンタリジンをもつのはジョウカイボンそっくりのカミキリモドキという虫。

と、最後は、ジョウカイボンとはなんの関係もないオチまでついている。
一方でコメツキムシはご存知のとおり、背中を下にしてひっくりかえすと、

パチンという音とともに、跳ね上がって着地する虫のこと。

いわゆる、キャット空中一回転である。
(コレ知ってる人は私と同世代ですなあ~w)

これは、頭の部分をバネのように弾かせる様が、昔の米つき(モチツキじゃないところがミソ)に

似ているところからついた名前。

そう、ペコペコと頭を上下させることをコメツキバッタのようと形容するのと同じである。
(ちなみにコメツキバッタとは、ショウリョウバッタを捕まえて、
 その大きな後ろ足を二本そろえてもつと、その意味がわかります)

(ちなみにその2。その様子からバッタのことを長崎ではギッチョンギッチョンと呼びます)
と、話は長くなりましたが、

要はこの写真を「おもしろいツーショット」と思った理由は、

平清盛に出会ったコメツキムシが平身低頭している様に見えたわけです。

あ~~しんどw
.

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