このブログを見てくださる方々はもうご存知ですね。
そして、このtakeppeのブログで、ギフチョウに関する記述が、あんなにあっさりと
終わるなんて、皆さん、まさか思っていないですよね(^_-)-☆
そう、
このギフチョウ、
takeppeにとっては、焦がれに焦がれた憧れのチョウ。
撮影したくても、九州には存在しない、まさに私にとっての幻のチョウだったのです。
そもそもギフチョウとは、
数少ない日本固有のチョウのひとつで、その学名もリュードルフィア・ヤポニカと言います。
まさに、文字通り我が国を代表するチョウなんです。
(ご年配の方なら「リュードルフィア・ライン」という言葉を聞いたことがあるのでは?)
ここまで書くと、昆虫好きの方は、気づくでしょう。
そこまで日本を代表するチョウならば、なぜ日本の国蝶ではないのか、と(-。-)y-゜゜゜
そうなんです!
実は、過去に「国蝶論議」というものがあって、その選定の最終候補に残っているんです。
その際、
まずミカドアゲハは「帝」の名を冠しているものの、分布が西南日本に限られていることから
まず脱落、2つが残ったのです。
(ミカドアゲハは福岡で確認されているので、何度か撮影に行ったものの、未だ写真にとらえていません(T_T))
そして、takeppeが生まれる前ですが昭和30年代の前半、
日本昆虫学会がオオムラサキに軍配を上げて決着が着いたと聞いています。
日本固有の種ながら、
生息地が本州だけのギフチョウにするか、特産ではないものの北海道から九州まで生息する
オオムラサキにするか、最後まで激論が交わされたいいますが、
結局、大型で豪華な印象のあるオオムラサキが選ばれたのでしょう。
「ギフ」という県名を背負っていたこともハンデだったんでしょうね。
昔から嫌いなtakeppeのわがままでもありますが、
やっぱり、ギフチョウの方がふさわしいのではないかと、今からでも変更をお願いしたいくらいです。
早春の、ほんの短い時期にしかその姿を現さず、
日本にしか存在しないギフチョウ。
今春、
もう一回ぐらい、愛に行ってもいいかな?(*^^)v
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