大阪転勤以来、年に一度は日本アルプスを縦走しようと心に決めていたのですが、
今年の夏季休暇は、その前後の煩雑さから、とても縦走準備は無理(-_-;
どうしようかと思案していたところ、
ふとしたキッカケで、山友達の「Ranpo note」のランポさんと山行計画で盛り上がり、
夏のアルプスは人が多いから、7月の連休に四国に行こう!と相成りました(^_-)-☆
以前TVで見た、あの垂直の鎖場に少々ビビるも(゜o゜)
若いランポさんに元気をもらえばなんとかなるさ!と
山行計画は横着にも、ぜ~んぶ、ランポさんにお任せしての山行です(*^^)v
(とは言いながら、ランポさんは長崎からの遠征なんですよ)
(とは言いながら、ランポさんは長崎からの遠征なんですよ)
いよいよ出発の18日土曜日、
いろんな仕事をやりくりして、定時で退社。
ところが、新幹線の故障で下りの便が大幅に遅れてるとの情報(@_@)
急いで住まいに戻り、汗びしょびしょになりながら着替えを済ませ、
予定より40分く新神戸駅に着き、35分遅れの「のぞみ」に飛び乗った。
混雑で連結部に立ったままの30分はあっという間に過ぎ、
手配していた、20:38発の「しおかぜ27号」になんとか間に合い、
予定通り11時前には、伊予西条駅前のホテルに到着しました。
まるで、
青春時代の恋人に逢うかのような気分で(*^^)v
既に別部屋でくろいでいたランポさんに連絡をとり、ぐっすりと就寝しました(^_-)-☆
翌朝7:43発の登山口行バスに乗り、一時間ほど揺られて石鎚ロープウェイ乗り場へ。

そして、9:10山頂成就駅に到着です。

本当に、ココは信仰の山。
山への入り口も、

こういう感じ。
登山の無事は、ご神体である

「石鎚山」に御祈願<m(__)m>
今から、神様そのものに挑戦させていただきます(^^♪

途中、小休止で、
なんとランポさんがお土産にと持ってきてくれた、「長崎物語」を頂きました!
長崎人のソウルフード。
元気百倍になりますね(^_-)-☆

そうこうしているうちに、1時間ほど経った頃、
最初の難関、「試の鎖」に到着(@_@)
全部で4か所ある鎖場のうち、最初に現れるこの鎖場。
っていうか、これのどこが「試し」やねん!(゜o゜)
上り48メートル、そして向こうには下り19メートル。
最初から迂回路はないやろ!
ということでチャレンジです(-_-;
と、
なんとか登り切り、向こうに下り終えたころには、両足がパンパン。
息もかなり乱れ・・・青息吐息とはこのこと。
緊張して、かなりムダなパワーを使ってしまったみたい(^_^;
しばらく休憩して、
なんとか、山行継続です(+_+)

昔、ロープウェイがなかった頃、修験者の方々がここで夜明けを待って頂上の「弥山」を
目指したと言われる「夜明け峠」に到着。
まだまだ、先は長いです(^_^;
ここを過ぎると、「一の鎖」が待っています。

ここは全長33メートル。
「試の鎖」で慣れたせいか、スムーズに制覇!
んで、
次の「二の鎖」は、迂回路の経験も必要(^^ゞ
ということで、鎖場をパスしましたが、これは大失敗!
なんともきつい階段の連続。
最後は、絶対鎖場を行くぞ!という気持ちになるほど、きつい迂回路でした(T_T)

で、着いたのが山頂手前、最後の「三の鎖」。
しかし・・・
頂上が見えないんすけど(^_^;

これまでで一番長い68メートルに、ランポさんから挑みます!

続いて、なんとか私も「三の鎖」をクリアすると、すぐに山頂神社が現れ、「弥山」への到着です!
雨も覚悟しての山行でしたが、
なんとか途中の小雨程度で、以降は晴れ間ものぞく好天気。
ありがたいことです(^_-)-☆
しばらく休憩したのち、

ここは、両側がスパッと切れ落ちた、スリル満点の尾根。
天候が悪い時は、登頂禁止になるほどの難所。
登る前は躊躇してましたが、ここまでくれば行かないワケにはまいりませんw

結構な高度感(*^^)v

でも、全面の雄大な景色に励まされ、

切り立った岩場を渡り切り、

遂に、標高1982メートルの「天狗岳」山頂に到着!
最初は、鎖場や難所以外は大したことないと舐めてましたが、どうしてどうして。
結構な達成感!
しばらくは感動と雄大な景色に癒されながら、ゆっくりくつろぎタイム。
んで、ランポさんの写真を撮ってると・・・

あり得ない角度から人の姿が・・・(゜o゜)ナンデ?

人間業じゃないですよね(^_^;

振り返ると、山小屋が天空の城のように見えてました(^_-)-☆
このあと、無事、山小屋に戻り、缶ビールで乾杯!
至福のひとときでした(^_-)-☆

受付を済ませ、部屋に通されると、こんなにきれいな内装。
しばし、くつろいでいるとなにやら外が騒がしい。
出てみると・・・

素晴らしい、大自然からの贈り物。
夕刻前のブロッケンなんて、生まれて初めての経験です!
これから訪れる、日の入りのショーを前にして、
これ以上ない、ねぎらいのプレゼントでした!
つづく
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