♪長崎の春は、黄砂とハタ揚げ~
さだまさしの名曲 「椎の実のママへ」 でも歌われているとおり、長崎の風物詩である。

今朝の日経新聞の三面に「ハタ揚げ」の記事が載っていた。
長崎で「ハタ」と呼ばれる大小いくつものたこが空に舞う・・・
・・・ガラス粉をつけた揚げ糸を空中で切り合う・・・・
巧みな手さばきで相手の揚げ糸を切り、たこを落下させると大きな歓声がわいた。
気に食わん! 断じて気に食わん!!
まず、「長崎で「ハタ」と呼ばれる」だとお?
昔は天領地では、ハタと呼ぶところの方が多かったんです。
だけど、普通の城下町じゃ、ハタ揚げといえば明智光秀の謀反に通ずることから禁句になったとか。
よって、ハタの方が、元々正式な呼び名だということを覚えておきなさい!
それから、ガラス粉をつけた揚げ糸だとお?
唐揚げじゃないんだから、ちゃんとビードロヨマと呼びなさい!
最後に、「大きな歓声がわいた。」とな?
確かに、歓声が沸いたのはいい。
しかし、どうせなら、ヨイヤーの歓声と書いてほしい!
まあ、とは言っても、今時 ヨイヤーの掛け声は出らんわな。



ハタ揚げのヨマを右手の人差し指にかけて、ハタを操るのだが、
相手のビードロヨマが切れた瞬間、その切れた振動が、どんなに離れていても
ブツッと人差し指に伝わる。
その瞬間、
ヨイヤー! の掛け声が思わず口をついて出るのである。
ああ~、何十年ぶりに揚げてみたいなあ・・・
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