先日、うきは特産の「富有柿」をいただいた。
先月、七五三の写真を撮ったお礼にということで、あの娘のおばあちゃんが送って下さったのだ。

拙い写真だったのですが、気に入っていただいた上に
こんな、おいしそうな柿までいただいて本当に有難いことです。
ところで、私は柿が大好物。
小さい頃は、そんなに好きではなく、どちらかというと嫌いな果物の代表格だったのですが・・・。
長崎の実家に柿の木がありました。
それはそれは、たわわに甘い実のなる柿の木。
実は、私の祖父が大好きで、毎年この時期になると嬉しそうに毎日ひとつずつ、
採っては食べてたのを覚えています。
私の父は、祖父が亡くなってからというもの、
この時期になると、仏壇に、この庭でとれた柿の実を供えていました。
そして、必ず、
「じいちゃんが大好きだったんだよなあ」って言いながら・・・。
その父も、小さい頃は柿が嫌いだったそうです。
でも、いつの間にか、この時期に仏壇に供えてるうちに好きになったとか。
それを間近で見てた私も、いつの間にか・・・。
伝統とか、文化とか、家風とかっていうのは、こうやって受け継がれていくのかなあ、って
この、いただいた「富有柿」を見ながら、思ったのです。
.
この記事へのコメントはありません。