正月に独楽まわしをする子供達を、あまり見かけなくなりました。
場所もないし、危ないから・・・とかの理由で、どんどん廃れていっています。

昔は、単に独楽をまわすだけではなく、
相手の独楽に自分の独楽をぶつけて回転を止めるのはもちろんのこと、
回転の止まった独楽にまわっている自分の独楽をぶつけて、ひっくりかえす遊びをやったものです。
その際に必要なのが、「たぐる」というテクニック。
回転の弱まった独楽の鉄芯(けん)に、

両手に持ったこの紐で、勢いをつけ、独楽を自在に操る。
これの上手な子供ほど、一目置かれる存在でした。
長時間、中腰のままでたぐりますんで、
背筋力も自然と強くなったんですよね。
そうそう、
そういえば、トランプなどのカードをシャッフルすることも たぐるって言ってましたね。
もしかしたら、たぐる という言葉には
自在に操るという意味があったのかも知れません。
.
この記事へのコメントはありません。