我が家のアイドル、きりんちゃんが昨日1月15日、突然亡くなってしまいました。
直前までいつもの得意のおしゃべりをいっぱい、いっぱいしてくれてた中、
頂き物のステーキ用鉄製プレートのシーズニングを行ってる最中の突然死・・・。
原因は恐らく、フッ素ガス中毒だと思われます。
通常では無毒のはずが、温度が280℃を超えると発生する、インコにのみ有毒なガス。
そんな中毒があることすら知らなかった、私達飼い主の大失敗。
亡くなった直後から、唯々謝ることしかできなかった私達飼い主の責任です。
想えば、きりんちゃんが我が家にきてくれたのは、2018年の10月。
当時、大好きだったルーク(コーギー)を失った喪失感を埋めるため、
ママが衝動的に買ってきたセキセイインコ。それがきりんちゃんでした。
名前は、いつの日かもう一度飼うことを決めているワンちゃんの名前が既に「レモン Lemond」で
決まっていて、そのコンビ名「キリン・レモン」に由来します。
我が家は、夫婦ともに子供の時からインコを飼った経験があり、大の動物好き。
その私達夫婦からみても特別なインコでした。
元々我が家には、かつて、ルークを飼う前から「メリー」という女傑がいましたが、彼女に勝るとも劣らない
のが、この子「きりん」。
なんせ、
我が家に来た当時からまったく物おじしない、度胸満点の男の子(ルークとは正反対w)
そして1か月後にはもうおしゃべりができた頭の良さ。
亡くなったのは4歳だったけど、歳とっても、私の言葉をジイーっと聞く勉強熱心さ。
特に、大好きなママには何をされてもなすがまま。
本当にママが大好きだった「きりん」。
ゲージに顔を近づけると必ず止まり木から飛んできて、愛想を振りまいてたね。
外に出たいときには、出入り口の前で延々と続くサイドステップと、気が済めば自分からゲージに入る賢さ(^^♪
また、私達夫婦が食事を摂っていると必ず自分もお食事!(^^)!
時には、いつからか覚えた、私が食べるお菓子のおねだり。最近では、お菓子の袋を開けようとすると
お菓子を取り出す前から左手にとまって催促する始末(^^♪
この子は、ルークの生まれ代わりかも、と思うぐらい私の食べるものに興味津々だったね。
でも、我が家にきて、オシャベリが上手になってた頃には、肝臓の病気で顔が真っ黒になったよね。
もしかして、この子は長生きしないかも、と思ってたけど、ママの懸命な看病で無事完治。
元気なってからは、得意なおしゃべりでいつもみんなを笑わせてくれたね。
「むかし、むかし、あるところにきりんちゃんがいました! きりんちゃんはぽかぽか星からやってきました!」
「きりんちゃん、かわいい?」
「きりんちゃん、かわいいねー!」「みたいな!」
「あっ、もしもしー、たけうちですけど」
「まりちゃーん!」
教えたのはこれぐらいだけど、これ以外にも自分で言葉をつくってたよね。
「きりんちゃんかな?」
「きりんちゃん ピーちゃーん」
「きりんちゃん みたいだな」
もう、聞けないね。
「きりん」がいなくなった日から、我が家は毎日がお通夜みたいに静かになってしまったよ。
本当に悲しい・・・。
こんなに悲しいのは、いつ以来だろう・・・。
いつも、表情があったよね。思っている気持ちが目に表れてたよね。
苦しかったね。
あんなに元気だったのに・・・
あっという間の出来事に、私たちは何もできなかった・・・
ごめんね・・・
本当にごめんね・・・
もっといっぱい遊びたかったね・・・
せめて君だけは、天寿を全うした他のインコたちと違って、荼毘にふさせてね。
ありがとう
そして、
さようなら。きりんちゃん。
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