先日、ラミーカミキリの紹介をしましたが、
名前の由来は、「ラミー」(苧麻)に寄生するから、ということでしたよね。
カミキリムシの幼虫は、好みの木の中で越冬しますので、
その間中、木の中を食い荒らすため害虫の代表格と言われているんです。
たとえば、リンゴの木に寄生するカミキリムシは・・・
そう、リンゴカミキリ。
これは、体のヘリが黒いから「ヘリグロリンゴカミキリ」と呼ばれています。
ところで寄生するといえば、「冬虫夏草」というのがあります。
地中で「蛾」や「セミ」の幼虫に寄生し、そのまま命を奪ってしまう菌の一種ですが、
これは人間にとって栄養になる菌なんで、あまり悪いイメージはないでしょう。
でも、寄生される側から見れば、こんな過酷なことはありません。
これは、カビがカミキリムシの成虫に寄生し、そのまま取り殺してしまったところを偶然撮影したものです。
寄生する菌やウィルスなどのうち、
相手を死に至らしめるモノは、生物として下等だと言われています。
エボラ出血熱のウィルスなどはまさにその好例。
何事も、共存共栄が一番です。
これから、夏本番!
あなたも、寄生されて取り殺されないように注意した方がいいですよ。
なんせ、人間のばあい、相手は菌やウィルスだけではないですしねw
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