同じ産業遺産でも、takeppeが記事にするからには、やはり長崎と縁のある施設から始めるのが
筋というもの。
筋というもの。
話しは長くなりましたが、彼が作った造船所のひとつ、浦ノ崎造船所の遺構が、
当時の姿をそのままに、現在も残っているのです。
とはいっても、廃墟マニアにとっては、全国的有名な遺構なんですけどね。
当時の姿をそのままに、現在も残っているのです。
とはいっても、廃墟マニアにとっては、全国的有名な遺構なんですけどね。

国道を北上する途中に、この遺構は存在します。

ツタの絡まる外壁。

元々は、ガラス工場だったところ。
それがいつしか・・・

「回天」とは、海軍の特攻兵器のこと。

潜水艦とは名ばかりの、その本体のほとんどが爆薬で構成。
燃料タンクは、片道分の燃料しか詰めない設計だったそうです。

当時の従業員数は学徒動員なども含め約2、500名に及んだとのこと。

今は静かで平和な海。

当時の、最高軍事機密の中での製造は、ここに携わった人たちの口を重くしてしまいました。

この貴重な遺産も、今年の2月、解体撤去が正式に決まったとか。

なんとか残せないのか、
保存活動は市民レベル、それも地元ではなく他県の方たちの活動が起こったのみ。

次回は、その圧倒的な迫力に満ちた、内部大空間を掲載します。
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