前回紹介した外部から、胸を高鳴らせて、その内部へと入っていくと、
他の廃墟にはない、なにか荘厳ともいえる佇まいが現われます。
逆打ち工法のように、「当然」の如く存在する、根元を失った柱。
生い茂った植物が、緑のカーテンのよう。
朽ちかけた標語も、今の世を風刺するかの如く鮮明。
誘われるように、陽の光の方へ進んでいくと・・・
其処には、圧倒的な空間が広がっています。
ここが、廃墟として人気が高い理由のひとつに、
かなり良質な施工と精度の高い型枠技術があるような気がします。
なめらかなコンクリート壁は、まるで美術館のような美しさをたたえ、
効果的に配された、
まるい開口部は、この遺構の象徴的存在。
返す返すも、取り壊されることが残念でたまりません。
この、柱の一本だけでも残せないか、
・・・そう感じさせる荘厳さでした。
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懐かしい場所ですね
久々に見に来ました
今はvr案なんてあるようですね
まとめサイトに紹介されていました
コメント…ありがとうございます😊
vr案があるんですね。
ホントは現物が残っている事に意義があるんでしょうけどね。
この川南造船所の写真を使用させてもらっても良いですか?
宇崎さま
大変申し訳ないですが、使用はご遠慮願います。