日本各地の風景

祖父の足跡を訪ねて_「身延山へ」

「祖父の足跡を訪ねて」
そう、このタイトルは私のブログにおいて13年前に「端島へ」とのサブタイトルで公開した記事である。

takeppe家は代々、日蓮宗であり、特に祖父祖母は熱心な信徒であった.
身延山久遠寺は、正式には「身延山妙法華院久遠寺」と称し、鎌倉時代に日蓮上人によって開かれたお寺で、日蓮宗の総本山です。その祖父が、私が生まれる前に「身延山」へと訪れた形跡がある。「形跡」と綴ったのは、かつて目にした写真が失われてしまったから。
唯一、手元にあるのがコレ。

 

 

 

 

これは、昭和27年6月15日 身延山久遠寺発行の「身延山案内記」。
もちろん、非売品。中身はモノクロ写真だが、当時の「祖廟」「三門」「棲神閣祖師堂」「御真骨堂」「思親閣」「七面山本殿」が掲載してあるほか、アクセス方法、日蓮上人の略歴、各寺院の紹介についてところ狭しと活字の並ぶ、立派なガイドブックである。方や、今回いただいてきたのがコレ。

 

 

 

 

どちらが趣があるかは一目瞭然(^_-)-☆

で、事前に昭和の案内記を読み込んで、いざ出発と相成りました。
日付は2024年3月8日、
静岡まで新幹線で向かい、道中、山陽新幹線の人身事故の影響で1時間余ほど車両内に閉じ込められるハプニングはあったものの(;^ω^)、なんとか静岡まで辿り着き、レンタカーを借りて無事、身延山に1時間遅れで到着しました。

先ずは腹ごしらえ。
立ち寄ったのは「総門」を抜け、しばらくクルマを走らせた所にある、うなぎの蒲焼が美味しいと評判の「玉川楼」。ただし、鰻は高かったので(;^ω^) 親子丼と、これも評判の唐揚げをいただきました。

 

 

しかし、この唐揚げは美味かった!
聞けばこのお店、大正三年から営業中とのこと。もしかしたら我が祖父も、ここで舌鼓を打ったかも(^_-)-☆

さて、お腹もいっぱいになって早速、「三門」へ。
空・無相・無願の3つの門を経て覚りに至ることから、本堂を覚りの世界に見立て、本堂に至る正面のこの門を「三門」と呼ぶそうです。

 

 

 

まず、この門の目を見張るダイナミックさ!
更に、この三門をくぐると目の前に!

 

ドドーンと287段の「菩提梯」がっ(@_@)!
ここは高さ104メートル、三門と本堂を一文字にむすぶ石段で、「南無妙法蓮華経」の7文字になぞらえて7区画に分かれています。「菩提梯」とは覚りに至る階段のことで、この石段を登りきると涅槃の本堂にいたることから、覚りの悦びが生ずることを意味しているそうです。んで、ここを一気に登ります(^^♪

 

 

 

カミさんも頑張ってます!
この時、後から追っかけてきた学生らしき二人が追い抜こうとしてのですが、そこは若者。ペース配分をしない若さに任せた登りで途中でダウン。
その横を涼しい顔(のフリw)で通り過ぎ、余裕をみせたのは私ですw

で、登り終えると

目の前に本堂がその姿を現します。覚りの悦びを得られたでしょうか(^^♪

周囲を深い山々に囲まれた、まさに修業の場。思わず、背筋が伸びました(´゚д゚`)
このあと、奥の院へとお参りする予定だったのですが、新幹線事故で行程が1時間遅れたせいで次の目的地に行く時間まで間がありません。とりあえず、ロープウェイ乗り場まで行ってみたものの、運悪くちょうど出発したばかり。
この後は20分後。
時間までに戻って来るには少々時間が足りません。
玄関外に出て思案していると、係の人が手招き。
何事かと行ってみると、「臨時便を出すので乗りませんか?」と仰る。
「なんと!」
「それなら間に合うね!
これはまさにお上人様のお導きに違いない!」
と係の人の心遣いに感謝してロープウェイに乗り込み、奥の院へと赴きました。

そこは底冷えのする、まだまだ雪の残る修行場。

 

 

 

 

 

 

 

日蓮上人がお植えになられたという杉の木が見事です。

 

 

 

 

これが「思親閣」。
ここが身延山の山頂。海抜1,153mのこの地に日蓮上人が登山され、故郷である千葉県小湊のご両親を偲び、追慕された霊跡の地ですので奥之院と呼ばれ「思親閣」が建てられたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日、ここに参拝できたことに、また祖父が訪れたであろうこの地を孫の自分が踏みしめたことに心から感謝し下山しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に「総門」をもう一度くぐり次の地へと移動です。

次はどこって?ムフフ(^^♪
さあ、お楽しみです。

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