アウトドア

今年、初の大船山

以前から、くじゅうに行こうと約束していた会社の仲間と、
ようやく都合がついたので、行ってきました、くじゅう^^

今回は、朝駆けはしないまでも相当暑くなるだろとの予想のもと、
朝4時くらいの出発を考えていたのですが、前日の仕事がなかなかハードスケジュールだったため、
余裕をもって5時出発を予定。

ところが、
結局仕事が終わったのが夜9時。
帰宅し、山行準備等々で就寝したのは1時近かった(T_T)

んで、予定通り5時出発と相成ったのですが、実はどのルートを登るのか決めてなかったのです^^

同行してくれる仲間は、くじゅうは初めて。
季節としては、シャクナゲも見たいので近頃開通した「クボ新道」なるルートを利用して
男池から前岳へと考えていたのですが、初めてくじゅうに行く人にそんなマイナーな山も失礼だろうと、
結局、九重連山が一望にできる「大船山」に登ることにしました!

それで吉部登山口を目指したところ、あと少しで駐車場、というところまで来たら、
白いバンに乗ったおじさんが、
「山登りの人やろ?今朝採れたてのタケノコやシイタケがあるから持っていかんね」
と、話しかけてくるではありませんか。

よくよく聞いてみるとこの方、300円駐車場をつくった方だったのです。

  ここで、ちょっとご説明。
  もともと、吉部の登山口近辺には路肩に駐車スペースがあり、所有者はいるものの
  なんとか目をつぶってくれていたのです。
  しかしながら、最近治山工事の関係車両が通ることから、このスペースが使えず
  仕方なく、すぐ近くの1,000円駐車場を使っていたのです。

  でもね、
  こんな山奥で1日1,000円は高いでしょう?

  ということで、立ち上がったのが、今日お初にお会いしたこのおじさん。
  登山客のために300円駐車場をつくってくれたのです。

んで、これもなんかの縁と思い、この日初めて300円駐車場を利用したのです。
しかし、そこまで行くのがちょっと難儀。
いろんな方の情報通り、路幅は一台分だし、たぶん雨や雪だと4WD以外はスタックするんじゃないか、
という具合の道。

でも、この日は晴天続きだったため1BOXでもOKでしたよ。

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これに300円入れて、
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タケノコとシイタケもありました!
(いただかなかったですけどね(^_-)-☆)

前置きが長くなりましたが、とりついたのが7時過ぎ。

このコースは、途中いろんな花々を愛でながら歩けるのでtakeppeお気に入りのコースなんです。

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ギンリョウソウも顔を出してましたよ!
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ミツバツツジもまだまだ咲いてました^^

そして快調に歩を進め、

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平治岳が見えてくると、もうすぐ坊がつる。
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あちこちで撮影しながらでしたが、8:20には坊がつるへ到着。

10分ほど休憩して大船山を目指します!
この日は、程よい風が吹いていて清々しい坊がつるでしたが、山頂は如何に?
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同行者も、初めてのくじゅうとは思えない快調なペースで高度を上げ、1時間ちょっとで
段原に到着です。

ここからの眺望ですでに、白口、中岳、天狗ケ城、三俣が一望できます!
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さあ!目指すは大船山山頂(^_^)/
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そして、10:30ちょうどには山頂へ到着しました!
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久しぶりにみるここからの景色。
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この日は、ここまでで一人の登山客しかすれ違ってなく、我々が登頂したときは、だれもいませんでした!やっぱり、みんなGW後で疲れてんのかなw
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この景色をしばし一人、いや二人占めです!

涼しい風が心地よく、お弁当と食後のコーヒーでまったりしていると、
他の登山客も5,6人ほどやってきて山頂もにぎやかに^^
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あと一カ月後には、ピンクに染まるであろう御池に別れを告げ、我々も下山しました!

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無事、坊がつるに戻ってきて、冷たい水で喉を潤しながら周りを見渡すと、
テントも4張りほど。

今降りてきた広葉樹林の新緑がまぶしいほど青空に映えてました!
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来るときにはつぼみだった、フデリンドウも満開です!
登山口までの最後の下りの途中で、
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暮雨の滝に寄って涼を求めましたが、この日ばかりは登山道の涼風の方が涼しいくらいでした!

でも、午後の陽射しがちょうど滝つぼに射していて、
まるで沖縄の海のようにキラキラ輝いていましたよ!

今回は、
私も久しぶりに大船山に登ることができ、十分初夏のくじゅうを堪能しましたが、
同行してくれた仲間も満足してくれたかな?

これに懲りずに、また行こうね(^_-)-☆

☆最後に、

 暮雨の滝までの道は、私が知ったこの3,4年の間でもかなり荒れてきてます。

 人間が歩くだけでも自然にダメージを与えていることが如実にわかる惨状を
 これ以上、見るに堪えないと言うと身勝手な思い上がりと思う人もいるでしょうし、
 私一人が行かないぐらいでは何の足しにもならないかも知れません。

 ですが、takeppeはこの日を境に、もう、暮雨の滝には足を踏み入れないことに決めました。

 実際に見に行かなくても、
 滝は、遥か昔からそこに存在し、また未来永劫、存在し続けますからね(^_-)-☆

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