先日、もう引退された会社の大先輩にお会いするために長崎に行ってきました。
一泊した翌日、自分の生まれた町をぶらぶらと(・・・長崎はやっぱりこの表現ですね)、
散策していた時のことです。
せまーい川沿いの道を歩いていたとき、まあ、せまいと言っても、長崎は
ほとんど狭い道ばっかりですが・・・、
前方から軽自動車がやってきました。
普通に人が歩いているとまず、車は通れない道でした。
立ち止まって、塀際によってやり過ごそうとしましたら、
ドライバーの方が軽く会釈。
これがものすごく新鮮であたたかい!ものすごく久しぶりの感覚です。
「ああ、やっぱり長崎はよかあ」・・・たった一つの出来事で人間はこうも幸せな気持ちに
なれるのですね。こちらも思わずペコリ。そうです、これが人と人とのふれあいです。
![イメージ 1](https://takeppe-blog.com/wp-content/uploads/2019/import_photos/20190805/20190805160942.jpg)
その時の車です。でも本当に狭い道でしょ?
きっといろんな意味で疲れていたのでしょう。この時は、これで終わったのですが、
後日談。
いつもの山道を車で走っていたときのこと。車の離合に合わせて通行人が
立ち止まってくれてる。いつもの見慣れた状況でした。
この時気付いたのです。私は今まで会釈していなかったことを。
人のことは、いくらでも批判し、また感心することはできるけど、
肝心の自分が全然なっていなかった・・・。
この時はとっさに手をあげて通過しましたが、本当に大事なことを
長崎で出会った、あのドライバーに教えていただいたのです。
「ありがとう」
それからもうひとつ、あの日長崎でいいものを見つけました。
ちょっと写りが悪いですが、右下にぶら下がっているのは
黒い傘です。
![イメージ 2](https://takeppe-blog.com/wp-content/uploads/2019/import_photos/20190805/20190805160952.jpg)
今週から、長崎のあのドライバーの方に感謝の意を込めて
ちょっと長崎特集をやってみたいと思います。
PS
本馬酒店さん、寄らずにゴメンなさい・・・
本馬酒店さん、寄らずにゴメンなさい・・・
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