アウトドア

暮雨の滝と平治岳の霧氷

年始から、体調不良と忙しさにかまけ、とんとご無沙汰だった「くじゅう」。

昨日の土曜日、ちょっとした寒波と好天に恵まれるときいて、いても立ってもいられなくなって行ってきました。
家を出発したのは、午前4:40頃。
途中、道に迷ったりして、吉部の登山口からとりついたのが7:13。
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今回は、「暮雨(くれそめ)の滝」が第一目的のため、ココから登り始めます。

この辺りには雪もなく、もしかしたら空振りかなあ、と思いながら歩を進めてると、どこからかドラミングの音。
コゲラか、なにかでしょう。 いつ聞いても、幻想的な音です。

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そして体が温まった頃、目的地へ到着。

実は、氷結した「暮雨の滝」を見たくてやってきたのですが、どうかなあ・・・
待ちきれずに手前からシャッターを押しましたw

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おおっ!

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これはスゴい! (クリックすると大きくなります)

完全氷結とまではいってませんが、なかなかの凍り具合。
これでこそ、来た甲斐があったというものです。

しばし、ご堪能を。
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これぞ自然の美しさ。

実はこの日、先客のカメラマン(登山客ではなかった)がいらっしゃって、しばらく歓談しておりましたが、
「ここまで凍るのは、今年最後じゃないかな」とおっしゃってました。

名残惜しかったのですが、この方の予想が外れることを祈りながら、
ご挨拶を交わしてこの場を後にしました。
私も最大の目的を達してしまったので、このまま帰ろうかなあという邪まな考えが頭をよぎったのですが、
それじゃあ、つまらんので計画通り、霧氷を見に歩を進めます。

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しばらくすると視界がひらけ、三俣山が見えてきました。
そう、坊がつるに到着です。

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途中、法華院山荘で一休みしようかと思ったのですが、あまりの天気の良さに頂上近くの
霧氷が消えてしまいそうだったので、そのまま登山口へ直行。

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登山口の手前で、「大船」と「平治」を交互に見比べて、どっちに登ろうか迷っていたのですが、
後から来た二人組みが「大船」の方に行かれたので、私は「平治」に登ることにしました。

ちなみに、登山口の気温はマイナス6度。
ちょっと、風が強かったのですが、まずまずのコンディションです。

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「大戸越」へ到着。
ココまではワークシャツだけで登ってきたのですが、さすがにココからはヤッケを羽織って頂上を目指します。
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平治の中腹から見た北大船。西側は霧氷がびっしり。

ここで、休憩がてら水を飲もうとすると・・・

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ウェストバッグに入れていた水がシャーベットに!
冷たくて、おいしい!!

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途中、登り専用の迂回路が新設されてました。
これは助かる! ありがとうございます!

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先ほど通った「坊がつる」があんなところに。

冷たい風が心地いいですよ~!

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そして、11:00ちょうどに南峰に到着。

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本峰に向かう道の途中、ミヤマキリシマの枝にはびっしりと霧氷が。

風が強くて、小雪が舞ってましたので、角度によってはダイヤモンドダストが見えたかも?

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そして、本峰到着!

風がちょっとやんでるスキに、急いで腹ごしらえ。
コーヒーを入れようと思ったのですが、凍えそうでしたので弁当だけ食って早々に下山です。

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反対側の登山道は、降り口の雪の状態からして誰も通っていない様でしたが、途中から、小さな先行者の足跡が・・・。

そのうち、この足跡の持ち主と出会ったりしてw

そして、長い下り坂を経て、ちょうど午後1:00に吉部の登山口に到着。
今回も無事に下山できました。

この後、いつもの温泉 きづなで汗を流したのですが。
ここで、
「ボッチさん」「ぎんさん」とばったり遭遇。
なんでも、今日は「きづな」で宿泊がてら、総勢13名の大宴会が催されるとのこと。
後から、雨ケ池まで「散歩」してきた
「フェアビューさん」もいらっしゃって、しばし歓談。

3時過ぎまでくつろいでいたのですが、カミさんとの約束もあり、名残惜しくも断腸の想いで帰ることに。

山行だけでも楽しいのに、氷結した滝や霧氷、それに楽しい方々と出会えて今回も素晴らしい一日となりました。

ありがとう、くじゅう!

そして、「きづな」のご主人、コーヒーありがとうございました!!

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