GWも後半の初日。
前日の深夜、大阪より帰福した疲れは若干残ってはいたものの、どうしても行きたい場所があった。
それが「御輿来(おこしき)海岸」。
それが「御輿来(おこしき)海岸」。
ここは、干潮時に現れる干潟の形状もさることながら、そこに夕陽が重なる絶景のタイミングが、
年に数日だけ存在する場所。
年に数日だけ存在する場所。
そのドンピシャの日が、この5月3日だったのです。
天気も前半二日間にしか快晴がないという予報だったので、午前中は「くじゅう」。
そして、午後から、ここ熊本の宇土市にとやってきたのですが、なんせ、休み前からバタバタで
現地のリサーチもよくしないまま訪れたものだから、海岸沿いの道路のどこから撮影して
いいのか、さっぱりわからない(T_T)
そして、午後から、ここ熊本の宇土市にとやってきたのですが、なんせ、休み前からバタバタで
現地のリサーチもよくしないまま訪れたものだから、海岸沿いの道路のどこから撮影して
いいのか、さっぱりわからない(T_T)
しばらく、周辺を右往左往していると、「いきなりまんじゅう」のお店が目に入ったので
ここで聞いてみよう、と車を停めたのだが、既に店は閉店。
ここで聞いてみよう、と車を停めたのだが、既に店は閉店。
しかし、そこはうちのカミさん。
にこやかなスマイルで強引にお店の人を呼び出し、道を尋ねだしたw
にこやかなスマイルで強引にお店の人を呼び出し、道を尋ねだしたw
この不躾な問いかけにも、イヤな顔ひとつせず、肌着のまま表に出てきて、
遠くに見える丘を指さしながら、丁寧に教えて頂きました(*^。^*)
遠くに見える丘を指さしながら、丁寧に教えて頂きました(*^。^*)
おかげで場所はすぐにわかり、なんとか日の入り前に、その丘に到着できたのです。
ところが、今度は、なんとも狭い、まったく離合など不可能な一本道に遭遇!
ご多聞に漏れず、この連休の最中、駐車場からあふれた車でごったがえし、
まったく前に進まない(T_T)
まったく前に進まない(T_T)
しかし、ここでも現地のチョー親切なおじさんが登場し、
たまたま、私たちの車の横に空いていた、わずかばかりの路肩の敷地の障害物をどけ始めたでは
ありませんか!
たまたま、私たちの車の横に空いていた、わずかばかりの路肩の敷地の障害物をどけ始めたでは
ありませんか!
私も慌てて、車を降りて手伝ってると、ここに停めたらいいよ、と優しいお言葉。
後続の、数十台のクルマを尻目に、数回切り返した後、駐車に成功。
後続の、数十台のクルマを尻目に、数回切り返した後、駐車に成功。
私の直後のクルマのお兄ちゃんも、かなり立ち往生させたので、さぞ怒ってるだろうと挨拶にいくと、
ニコッと笑って、何事もなかったかのように行き過ぎました(#^.^#)
ニコッと笑って、何事もなかったかのように行き過ぎました(#^.^#)
撮影場所にカミさん、ルークと向かっている道中、なんとも清々しい気持ちで、「みんな優しいね」
という私に対し、カミさんが放った強烈な一言。
という私に対し、カミさんが放った強烈な一言。
「あんただったら、どんな顔しただろうね?」
これには、さすがにギクッとさせられました(^_^;
そして、既にカメラマンでごったがえす撮影場所に到着。
早速、撮った光景がこれ!
早速、撮った光景がこれ!
(大きくして見てくださいね!)
一番条件の悪い場所でさえ、この光景である。
さぞ、下の私有地(土地の所有者のおじさんが、この素晴らしい光景を一人でも多くの人に
見てもらおうと、雑草を刈り、わずかばかりのお金で解放している場所)だと、素晴らしい
だろうと降りて行くと、やはり迫力が違う。
見てもらおうと、雑草を刈り、わずかばかりのお金で解放している場所)だと、素晴らしい
だろうと降りて行くと、やはり迫力が違う。
しかし、ここも既に三脚でいっぱい。
少しばかり余裕のある場所に、他のカメラマンの邪魔にならないように気をつけて手持ちで
撮っていると、その隣にいた方が、「ここの私の三脚にかぶせて、立てていいですよ」、との声!
撮っていると、その隣にいた方が、「ここの私の三脚にかぶせて、立てていいですよ」、との声!
ありがたいやら嬉しいやらで、急いで、先ほどの上段の場所に戻り、三脚を抱えて降りてくると、
ちゃんと場所を確保して、待っていてくれました。
ちゃんと場所を確保して、待っていてくれました。
世の中、こんな優しい人もいるんだと、嬉しくてなりません。
夕陽の落ちるのを待つ間、この方と話がはずんだのは言うまでもありません。
この方から「前日は九十九島に行ってきた」との話も出て、盛りあがることしばしw
そして、最高の時間がやってきたのです。
(大きくして見てくださいね!)
「浜野浦の棚田」や「土谷の棚田」など、今までいろんな夕陽を撮影してきましたが、
こんなに心に沁みる風景は、いつ以来でしょう・・・。
こんなに心に沁みる風景は、いつ以来でしょう・・・。
景色以上に、
人の優しさが心身に沁みて、最高の一日となりました。
人の優しさが心身に沁みて、最高の一日となりました。
この場所を離れがたく、
最後に、この日、仲良くなった方々と撮影した、陽が沈みきった後に撮ったこの写真も、
心に残る風景となりました(^^)v
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