投石平で、あんまりゆっくりともしているわけにはいかず、30分きっかりの休憩後、
奥岳と呼ばれる、屋久島の峰々の麓をめぐるコースを歩き出します。
奥岳と呼ばれる、屋久島の峰々の麓をめぐるコースを歩き出します。

ガスなんか出た日にゃ、迷うだろうなあというような巨岩の間を縫うような登山路ですが
なんてったって本日は快晴!
なんてったって本日は快晴!
標識を見失うことなく、投石岳の麓をクリアしていきます。
この辺りは森林限界を超えていますので、辺り一面ササに覆われた登山路。
軽いアップダウンを繰り返していると、
軽いアップダウンを繰り返していると、

見下ろす眼下に木道が見えますが、
ん?
なにかいるぞ(@_@)
そう、ヤクジカです!
かわいい恥ずかしがり屋さんの雌鹿で、でうまく撮影できませんでしたが、
次の丘を越えると、
かわいい恥ずかしがり屋さんの雌鹿で、でうまく撮影できませんでしたが、
次の丘を越えると、

今度は、雄鹿にバッタリ!
こういう出会いは疲れが吹っ飛びますね~~~(^_^)/

ちょうどこの頃になると手持ちの水も底をつく時間。
うまい具合に宮之浦岳手前の最後の水場に10:35 到着です。
うまい具合に宮之浦岳手前の最後の水場に10:35 到着です。
これまで、地図にも示してある水場らしきものは、いくつかあったのですが、
どれも水たまりのような(実際には湧水だったのですが)ものばかりで、ついついパスしてきたのです。
どれも水たまりのような(実際には湧水だったのですが)ものばかりで、ついついパスしてきたのです。
んで、ココ、
今までとは少しだけ、湧水の流れがある水場だったので躊躇なく水筒へ詰め込みましたw
今までとは少しだけ、湧水の流れがある水場だったので躊躇なく水筒へ詰め込みましたw

喉を潤して歩き出すと、いきなり笑い顔の巨岩がっ!

エイリアンみたいな頭の巨神兵みたいでしょう?
なんで、こんな形になってんでしょうね(^O^)
なんで、こんな形になってんでしょうね(^O^)
んで、これを横目にみた正面には「翁岳」がそびえています。

標高は1,860m!

これも山頂には奇妙な形の岩が乗っています。
そして、
これを通り過ぎると、
これを通り過ぎると、

いよいよ、めざす「宮之浦岳」がみえてきます!
とは、いっても肝心の「宮之浦岳」はこの向こうなんですけどね。
(登ってるときは勘違いしてましたw)
(登ってるときは勘違いしてましたw)

んで、ひ~こら言いながら、
さっき見えてた山を登り切り、さらに次のピークに辿りついたら、更に奥に山が見える。
さっき見えてた山を登り切り、さらに次のピークに辿りついたら、更に奥に山が見える。
ん?
今まで頂上だと思ってたのは「栗生岳」でした(T_T)マダツカンノカイナ~
あまりのショックに、カミさんが追いついてくるまでしばしの休憩!
でも、ここでも標高は既に1,867m。
今まで、自己最高のくじゅう 中岳の1,791mをクリアしてるんですよね~
今まで、自己最高のくじゅう 中岳の1,791mをクリアしてるんですよね~

「栗生岳」の山影に隠れてたけど、めざす本命はアレです!
さあ、もうひとふんばり!って、これが、また長いのなんのって・・・
歩いても歩いても、なかなか着かない九州最高峰(>_<
ガンバレー

そして、
そして、先ほどの水場から登ること2時間!
ついに!

時刻は11:36でした。
標高1,936mの山頂からみる景色は、

ちょうど正面に、名峰「永田岳」!迫力満点です!!
(大きくして見てね!)
(大きくして見てね!)

実を言うと、

宮之浦岳山頂手前で、思わず涙ぐんでしまったんですw
だって、晴れる方が珍しいと言われる屋久島で、こんな快晴の日に登頂できるなんて
こんな嬉しいことはないですからね!
こんな嬉しいことはないですからね!
山の神様に感謝!感謝!ですm(__)m

登頂記念に、三角点もいれて撮ってもらいました(^_^)/ヤッタネ!
まあ、
時刻はお昼時なんですが、例によってお腹はあんまり空いてないんですよね~
(っていうか、まだもたれてる?)
でも、
これからの新高塚小屋までの下りを考えると、まだまだ3時間の道のり。
時刻はお昼時なんですが、例によってお腹はあんまり空いてないんですよね~
(っていうか、まだもたれてる?)
でも、
これからの新高塚小屋までの下りを考えると、まだまだ3時間の道のり。
ハンガーノックにならないように、しっかり、お腹に入れてスタミナ確保です(^_-)-☆
ここでも、岩の上に寝っころがって休息。

しっかり疲れを取り除いて、12:28に山頂を後にしました!

さっきまで寝ていた巨岩。
大きいですね~

下りも急ではありますが、しっかり整備されていて、勾配の割には歩きやすかったですよ!

そして、20分ちょっとで焼野三叉路へ到着。
永田岳に登る人は、ここから分岐します。
次回は、ここから永田岳やなあ、とか考えながら通過しました。
永田岳に登る人は、ここから分岐します。
次回は、ここから永田岳やなあ、とか考えながら通過しました。
本当は、この辺りの水場で水の補給を考えていたのですが、
どうしても見つけられず、残念ながらあきらめて先を急ぎます(^_^;
どうしても見つけられず、残念ながらあきらめて先を急ぎます(^_^;

と、ここでも遥か前方に奇岩が。
これから通る、平石岩屋の人面岩です!

これより手前にあった「平石」の道標で勘違いしてましたが、
先ほど眺めた、人面岩のある「平石岩屋」に13:28到着。
先ほど眺めた、人面岩のある「平石岩屋」に13:28到着。
宮之浦岳からちょうど1時間が経過していましたが、やはり下りは足にきます。
ヘトヘトの私にくらべて、余裕のあるカミさんは、
巨岩によじ登って、周りの景色を写真におさめてくれました(@_@)ゲンキヤナ~
巨岩によじ登って、周りの景色を写真におさめてくれました(@_@)ゲンキヤナ~

今、降りてきた「宮之浦岳」です!
こっちの方からがカッコイイですね~(^_^)/

白骨化した木に、今日の青空は格別です!

第2展望台からみる「坊主岩」。
予定では、15:00通過でしたが、40分も早いペースです!
予定では、15:00通過でしたが、40分も早いペースです!

第1展望台を通過し、ヒメシャラの森を抜けると、目指す「新高塚小屋」は間近!

そして、いよいよ到着、
と思った矢先、目つきの悪い雄鹿に、とうせんぼされるハプニングもありましたが、

15:20、ついに縦走一日目の目的地、「新高塚小屋」に到着しました!!
出発からちょうど10時間!
よく歩きました!!
おつかれさま~~~~(^_^)/
つづく
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